
マンスリーマンションは短期滞在向けの家具・家電付き賃貸ですが、「危ないのでは?」と不安に感じる声も一部にはあります。しかし実際は、選び方とルール次第で安心して暮らせる住まいです。
この記事では初めてマンスリーマンションを利用する方に向けて、その安全性や利用時の注意点、起こりやすいトラブル、デメリットについて解説します。
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マンスリーマンションが危ないといわれる理由
マンスリーマンションは短期滞在者向けの利便性が高い住まいですが、一部では「危ない」といわれることがあります。とくに防犯対策の不十分な物件や、入居者の入れ替わりが激しい点が懸念材料とされています。
しかしマンスリーマンションは基本的に「危ない」住まいではありません。多くの物件にはオートロックや防犯カメラが設置され、一般の賃貸と同じように管理されています。
防犯設備や管理体制がしっかりした物件を選ぶことで、マンスリーマンションは安全に利用できます。契約前に物件の情報をよく調べ、必要な防犯対策を講じることが重要です。
マンスリーマンションの利用時の注意点
マンスリーマンションを利用する場合は以下のことに注意しましょう。
・契約内容をよくチェックする
・事前に防犯対策を確認する
・物件のルールに従う
それぞれ詳しく紹介するので、マンスリーマンション利用時の参考にしてはいかがでしょうか。
契約内容をよくチェックする
マンスリーマンションを契約する際は、契約内容を十分に確認することが重要です。短期契約ならではの特有のルールがあり、通常の賃貸とは異なる点が多いため、事前に細かくチェックしておかないと、予期せぬ出費やトラブルにつながることがあります。
とくに途中解約の規定や追加費用の有無については、契約前にしっかりと把握しておくことが大切です。たとえばマンスリーマンションでは、光熱費や管理費が賃料に含まれる場合と、使用量に応じて請求される場合があるため、契約前に明確に確認しておきましょう。
また多くのマンスリーマンションでは契約期間中に退去しても残りの日数分の家賃が返金されない、あるいは違約金が発生するという条件が設定されています。契約書に「途中解約不可」や「解約時の違約金」などの記載があるかを必ず確認し、不明点があれば事前に運営会社へ質問することが大切です。
事前に防犯対策を確認する
マンスリーマンションを利用する場合は、防犯対策がしっかりしているかを事前に確認することが重要です。オートロックや防犯カメラの有無、管理体制、物件周辺の治安状況を調べておかないと、不審者の侵入や盗難といったリスクが高まります。
とくに短期滞在者が多く入れ替わりが激しい物件では、防犯対策のチェックが欠かせません。たとえばオートロックの有無や鍵の種類(ICキーやダブルロックなど)、防犯カメラの設置場所が挙げられます。
また共用エントランスの管理状況や、管理人の常駐有無も重要な要素です。これらが整備されていれば住人以外の不審者が建物内に入りにくくなり、安全性が向上します。
さらに、物件周辺の治安も事前に調査しておきましょう。繁華街や人通りの少ない場所にある物件は、夜間にトラブルが発生するリスクが高くなるため、実際に現地を訪れて周囲の環境を確認すると安心です。
物件のルールに従う
マンスリーマンションは短期滞在者が多いため、共用スペースの利用方法や騒音、ゴミ出しのマナーを守らないとトラブルの原因になりやすい傾向にあります。スムーズな滞在をするためには契約時に物件ごとのルールを確認し、適切な行動を心がけることが大切です。
とくに注意すべき点として「ゴミの出し方」「共用部の使用マナー」「静粛時間」の3つが挙げられます。ゴミの出し方は地域ごとに異なるため、収集日や分別ルールを事前に把握し、決められた時間・場所に出すようにしましょう。
共用部では廊下やエントランスに私物を放置しない、エレベーターや共有設備を丁寧に扱うといった基本マナーが求められます。
また夜間の騒音トラブルは短期滞在者によくある問題の一つです。深夜のテレビや通話の音量に配慮し、生活音が隣室に響かないよう注意しましょう。
マンスリーマンション利用時に注意すべきトラブルの例
マンスリーマンションは短期滞在に便利な住まいですが、利用中に思わぬトラブルに直面することもあります。以下では、マンスリーマンションで発生する可能性がある3つのトラブルを紹介します。
生活音による近隣トラブル
マンスリーマンションは短期利用者が多いため、生活リズムが異なる人が同じ建物内で暮らすことになります。そのため深夜の足音やテレビの音、早朝の荷物整理の音などが原因でクレームになることがあることを覚えておきましょう。
とくに防音性が低い物件ではわずかな生活音でも問題になりやすいので、契約前に建物の構造や防音対策を確認し、入居後は騒音に配慮して生活することが大切です。
設備の老朽化や故障によるトラブル
マンスリーマンションは多くの人が短期間で利用するため、設備の消耗が激しく老朽化が進んでいる物件もあります。エアコンが効かない、給湯器が故障してお湯が出ない、Wi-Fiの接続が不安定などの問題が発生することもあります。
入居時には設備の動作確認を行い、何か問題があればすぐに管理会社に連絡することが重要です。また管理会社の対応スピードも物件ごとに異なるため、契約前にサポート体制を確認しておくと安心です。
追加料金発生に関するトラブル
マンスリーマンションでは契約時に提示された金額以外に、光熱費や清掃費などの追加料金が発生することがあります。とくに退去時の原状回復費用として高額なクリーニング費や修繕費を請求されるケースもあります。
さらにタバコの臭いやペットの使用違反によって想定外の追加料金が発生することもあるため、契約前に費用の詳細を確認することが重要です。
契約書に記載されている料金体系をしっかり理解し、不明点は事前に問い合わせておくと、退去時のトラブルを防ぐことができます。
マンスリーマンションのデメリット
マンスリーマンションは短期滞在に便利な一方で、通常の賃貸やホテルと比べていくつかのデメリットもあります。とくにコスト面の負担や設備・サービスの制限に注意が必要です。
長期利用を考えている場合や快適な居住環境を重視する方は、事前にこれらのデメリットを理解し、自分のライフスタイルに合っているかを確認することが大切です。以下では具体的な注意点について解説します。
月々のコストが高くなる可能性がある
マンスリーマンションは短期間で利用できる利便性がある一方で、通常の賃貸と比べてコストが高くなる場合があります。とくに長期滞在を検討している場合、毎月の賃料や追加費用が積み重なり、総費用が通常の賃貸より高額になることがあります。
また、マンスリーマンションの賃料には家具・家電の使用料や管理費、短期契約のプレミアム料金が含まれることが多く、これが通常の賃貸より高めの価格設定となる理由のひとつです。
さらに光熱費や清掃費、退去時のクリーニング費用など、契約時に提示される基本料金とは別に発生する費用があるため、予算を超えてしまうケースもあります。
契約前には賃料の内訳や追加費用をしっかり確認し、通常の賃貸やウィークリーマンション、シェアハウスなど、ほかの選択肢と比較することが重要です。
設備やサービスの自由度が低い場合がある
マンスリーマンションは家具・家電付きで手軽に利用できる一方、通常の賃貸やホテルと比べて、設備やサービスの自由度が低い点に注意が必要です。
とくに長期滞在を考えている場合、設備が最低限しか揃っていない、またはサービスが簡素化されていることが生活の不便につながる可能性があります。
たとえば備え付けの家具や家電が古く、使い勝手が悪いことがあるため、事前に設備の状態を確認することが重要です。また、インターネット環境が物件によって異なり、通信速度が遅い、接続が不安定といった問題が発生するケースもあります。
さらにキッチン設備が簡易的で、調理環境が整っていない物件も多いため、自炊を希望する場合は事前のチェックが必要です。
まとめ
マンスリーマンションは基本的に危ない住まいではありません。多くの物件で防犯対策が施され、契約内容を理解し適切に選べば、安全に暮らせます。ただし追加費用や騒音、設備の制限などのデメリットもあるため、契約前にしっかり確認することが大切です。
事前のリサーチを徹底し、安心して快適に過ごせる物件を選びましょう。